愛について

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ガラスの海に 描いた月が
触れた瞬間 波にほどけた
「優しさ」っていう透明な嘘を
今日もポケットで 飼い慣らしてる

愛を語ると 舌が渇くんだ
本音だけいつも 夜に遅れる
気づけば僕は
“触りやすい温度”になってた

だけどそれは
花瓶の水を飲み干して
花を守るような 優しさだろう

歌の中なら うまく抱きしめられる
現実は 靴紐みたいに絡まる
僕はまだ
名前のない星を見ている

あれが愛ならいいなって
少しだけ思った