自作パソコン

自作PCのマザーボードの選び方

自作パソコンのマザーボードの選び方を記述します。

マザーボードは沢山のメーカーから沢山のグレードのものがありますが、

選ぶ時のポイントは以下のようになります。

  • フォームファクター
  • 対応CPU・チップセット
  • メインメモリ
  • グラフィックス機能
  • 拡張スロット
  • ストレージ機能
  • LAN機能/無線LAN機能
  • USB機能
  • オーディオ機能
  • 背面インターフェース

これまた沢山の項目がありますね。ひとつずつまとめていきますので

お付き合いよろしくお願いします!


フォームファクター

マザーボードの大きさのことだと思えば大丈夫です。大きいほど多くのパーツをつけることができます。

大きさの規格を策定したした企業や年代の違いにより多くの種類がありますが、メジャーなものは以下

のようになっています。

  • EATX

 サーバー向けの大きさです。CPUを2つ接続できるようになっているのが一般的です。

 ハイエンド向けマザーボードとして販売されていることもあります。

  • ATX

 自作パソコンの一番、基本的な大きさです。

  • Micro-ATX

 ATXより25パーセント小さな形です。ATXより拡張スロットが少なくなっています。ATXより消費電力が少ないです。

  • EEB

 SSIフォーラムが策定した大きさです。ATXより大きくメモリが12本させるようになっています。

  • Mini-DTX

 AMDが策定した規格のものです。Miro-ATXよりも小さいです。

  • CEB

 SSIフォーラムが策定した大きさです。メモリ8本、拡張スロット7本させるようになっています。サーバー向けです。

対応CPU・チップセット

マザーボードには接続できるCPUが決まっています。使おうとしているCPUがマザーボードにつけることができるか確認する

必要があります。CPUが使えるか使えないかの判断するはCPU対応のチップセットが載っているかどうかになります。

例えば12世代のintel Core i7であれば、Z690、H670、B660、H610のいずれかのチップセットが載っているマザーボードが

使えることになります。

チップセットにもグレードがあります。大きい数字の方が上位グレードになります。

グレードにより扱えるメモリの容量やPCI-Expressのレーン数やUSBの違いがあります。

CPUのオーバークロックに対応しているのはZ690のみになります。

また、CPUソケットにも型があります。型が違うと物理的にCPUが入らないことになります。

intelCPUであれば、LGA1700やLAG1200といったCPUソケットの型があります。

AMDCPUであれば、sTRX4やAM4といった型があります。

メインメモリ

マザーボードに接続できるメモリは決まっています。

DDR4かDDR5を選ぶことになります。この二つは切りガキの位置が違うため注意が必要です。

DDR5の方が転送速度が速いです。

DDR4、DDR5それぞれに転送速度の違いによりグレードが存在しています。

マザーボードがどのようなメモリを使用できるかチェックをして、それにあうメモリを選ぶ必要があります。

DDR5であれば、6400+、6200、6000、5800、5600、5400・・・といったものになります。

グラフィックス機能

マザーボードについているグラフィックス端子の違いがあります。

HDMI、Thunderbolt、displayportがついてるかついていないかが違いになります。

拡張スロット

拡張スロットがどのような転送速度で接続できるかの違いになります。

PCle5.0、PCle4.0といった規格があります。

また拡張スロットの物理的な数にも違いがあります。

ストレージ機能

どれだけストレージを繋げることになっているかになります。

接続の形式の違いもあります。

接続形式は、M.2(M-key、B-key)、SATAがあります。

それぞれに転送速度のグレード違いの規格があります。

LAN機能・無線LAN機能

LAN機能の違いは、1Gbpsまでの対応なのか2.5Gbpsまでの対応なのかの違いになります。

2.5Gbpsの方が早いインターネットができますが、家庭のLANも2.5Gbpsの環境でないといけません。

無線LANを搭載しているマザーボードもあります。a/b/g/n/ac/ax/azといった違いがあります。

USB機能

マザーボードの裏にどのような形のUSBが何個させるのか、さらにケースのフロントにどのような形のUSBが

何個させるのかは、マザーボードによって違ってきます。

USBの形の違いは、Type-A、Type-Cがあります。

Type-AにはUSB3.2、USB2.0といった速度の違いがあります。

Type-CにはThunderboltといった映像が送れるものもあります。

オーディオ機能

マザーボードによりオーディオ機能にも差があります。

性能差の他にも何チャンネルまでスピーカーを繋げるかという差もあります。

背面インターフェース

USBの数、LANコネクタの数の他、

独自機能でBIOSに関わるボタンがあるものもあります。

オーディオのコネクタもチェックしたいところです。


マザーボードのスペックで見るべきところをまとめさせていただきました。

今回はざっくりな書き方になってしまいました。

別記事で一つ一つ深掘りできたらと思います。

 

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