フレンド

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泥でつくった眼鏡で
夜空の石ころを眺めている
価値のないと捨てた硝子
それが一番輝いている
僕の眼鏡はいつだって
正しく歪んでいる

温めていた小鳥の羽を
風に投げた
あの日から僕の背中には
静かな盾ができた
呼吸を止めると優しくなれる
そんな魔法の盾

すれ違う人のこと
一人も語れないよ
二度とあかないドアの前
僕はただ立ちつくす