君の嫌なところばかりが目について
心の中で 小さな嵐が吹き荒れる
あの時は まったく気づかなかったんだ
僕を苛立たせる その歪んだ鏡の中に
映っていたのは 誰あろう、僕自身だった
「相手が変わってくれたらいいのに」
そう願って 相手が変わったのだとしたら
僕はただ 自分の影から逃げただけじゃないか?
傷つくことを避けて 立ち止まっただけじゃないか?
僕が変わること それだけが
この嵐を静める 唯一の答えだった
何かを乗り越えたその瞬間に
僕はまた ひとつ新しい自分に出会う
怒りの正体は いつだって
僕のなかの 隠したい僕だったんだ
だけど 自分が新しく生まれ変われば
また新しい光と 影が生まれる
次の角を曲がれば きっとまた
見知らぬ怒りが 僕を待ち受けているのだろう
そうやって 壊しては築き上げていく
この心が 形作られていく
終わりと始まりが 背中合わせでつながる
まるで メビウスの輪をなぞるように
僕らは巡りながら 削られながら
本当の自分に 戻っていくんだ